-psycho-pass サイコパス2 11話(最終回) ネタバレ 感想-常守監視官から背中を向けていた鹿矛囲は 対面した状態で真意を話し出す。 『何故、シビュラにドミネーターを向けない?』 『集合的あるならばドミネーターを向ける者も、またその一部になる』 楽観だろうと選ばなければ実現しない。社会が人の未来を選ぶんじゃないわ。人が社会の未来を選ぶの。私は、そう信じてる。アニメ2期第11話「WHAT COLOR?」より引用2期では鹿矛囲桐斗という、以前起きた飛行機事故で亡くなった184名の体・脳を手術によってつなぎ合わせて作られた人物が相手となりました。彼の場合はシビュラシステムが認知せず、数値すら計測できないというイレギュラーな事態が発生し、常守は多くの仲間を失いながらも立ち向かっていきます。2期では常守にとっては「シビュラ」の正体が分かっている状態だったため、お互いがお互いの反応を探り合っているという印象が濃くみられました。最終的に「集団的サイコパス」をシビュラシステムが認め、鹿矛囲桐斗にようやく「色」がつき、裁けることとなりました。しかし、今後この「個人はクリアでも集団的にはクリアでない可能性」が生まれることで魔女狩りのようなことが行われ、社会は大混乱になるかもしれない、というシビュラの意見に常守は「私はそこまで悲観しない。訪れるのは、正しい法と秩序。平和と自由かもしれない」と言い、上記のセリフで締めくくります。1期でもそうでしたが、ここでもやはり「人間を信じたい」常守の姿勢が表れていると思います。そして狡噛もいない、宜野座も執行官となった今の公安局を、ブレることのない信念で引っ張っているのです。 常守朱を演じるのは声優の花澤香菜です。花澤は1989年2月25日生まれで、幼稚園の頃より子役としてバラエティ番組やドラマなど多数出演していました。彼女が14歳の時、2003年放送のアニメ『LAST EXILE』のホリー・マドセイン役として初めて声優に挑戦。その後は大学に通いながら現在所属の大沢事務所と契約し、大学卒業後はタレント専業となりました。2012年には歌手デビューをし、2013年には渋谷公会堂などでのコンサートが実現しています。2015年、第九回声優アワードにて助演女優賞を受賞。『サイコパス』常守朱の他、『ニセコイ』の小野寺小咲役、『東京喰種トーキョーグール』の神代利世役、『3月のライオン』の川本ひなた役、『orange』の高宮菜穂役など、多数の作品に出演しています。 SHARE法で裁けぬ悪が現れたとき、そしてその悪に大切な人を奪われたとき、人はどのような選択をするのか。復讐か、それとも…。目次厚生省が管轄する包括的社会福祉支援システム「シビュラシステム」によって人間の精神状態が解析され、罪を犯す可能性「犯罪係数」が高いものは「潜在犯」として事前に隔離されるようになった社会。「潜在犯」であるが故に犯罪者を追うのに適していると判断された「執行官」と、その手綱を握る厚生省のキャリア「監視官」は、特殊拳銃「ドミネーター」を手にし、常に犯罪捜査の前線に立ってきた。しかし、新人監視官常守朱(つねもり あかね)が属する公安局1係の前に立ち塞がるのは、彼に友人を殺された常守朱は、果たして彼を捉え、そして法の下で裁くことができるのだろうか。そして、この社会を動かしている根幹である「シビュラシステム」。その謎に満ちたベールが、ついに剥がされる。信念に背を向けてはいけない槙島聖護の秘密。彼がこれまで、公安局に捕まることなく事件をプロデュースしてこれた理由。それは、彼の得意な体質によるものだった。槙島を殺せという狡噛(こうがみ)と、裁判制度を復活させて裁くべきという朱の主張は真っ向から対立し、狡噛は公安局から去って1人で槙島を追うことを決意する。互いの信念から、異なる道を選ぶ2人。朱は槙島に友人を殺され、狡噛の気持ちは理解できる。彼の復讐により、今後槙島の手に掛かるものがいなくなることもわかっている。それでも自らが信じる正義のため、朱は槙島の逮捕を選ぶ。そして狡噛も、親しい友人を殺されながら、その相手を「正しい手順」で裁こうとする強さ、そして正しさを認めている。朱が槙島に復讐したいという気持ちを抑え、それでも法の下で槙島を裁くべきという朱の信念を、理解している。世間では僕らのことを、シビュラシステムと呼んでいる槙島聖護の企みの裏で、密かに暗躍を始める不穏な影。公安局局長 禾生壌宗(かせい じょうしゅう)は、まるで槙島と面識があるような振る舞いを見せ、槙島の免罪体質に関する報告書を破棄するよう命じる。そして、槙島に執着をし始め、彼を殺そうとする狡噛の排除までも謀る。社会全体が、巨大な得体のしれない化け物に頼って生きている、という恐怖感は、社会の中で生きざるを得なくなった我々読者にも、大きな不安を覚えさせる。個という存在を一飲みにするリヴァイアサンが個人に対して執着、または排除の道を意識的に選ぶ恐怖は、不吉な未来を暗示する。法が人を守るんじゃない。人が法を守るんです袂を別ち逃亡した狡噛、そして槙島を追う常守朱。彼女は狡噛を死なせないため、そして槙島を狡噛に殺させないため、シビュラとの交渉の末、槙島の確保を目指す。狡噛と共に行動する中で身につけた刑事の勘。事件を追う中で手に入れたタフな精神。それらを全て用いて、槙島を追う朱の姿に、狡噛の影を重ねる宜野座(ぎのざ)。様々な事件、そして狡噛の暴走によって消耗していた宜野座が、朱の姿にかつての親友を見出すシーンは、「狡噛になれなかった」、そして「狡噛の特別な存在」になれなかった自分への自嘲と、朱への信頼、狡噛への想いが溢れているようで、読んでいて胸が締め付けられるような苦しさと、それと同量の優しさを感じる。 どうだい、君はこのあと、僕の代わりを見つけられるのかいシステムの中から弾かれた疎外感、そして誰でも、どんな才能でも代えが効く社会への失意と絶望。本音の彼の言葉は、数多の人間を死に至らしめてきた人物とは思えない悲哀に満ちている。「人は、自らで決断を下してこそ輝く」という槙島の信念は、小説の中だけではない、現実に生きる我々にも重くのしかかる言葉ではないだろうか。自分で判断することの難しさ、何かに任せてしまうことの楽さ。それらを天秤にかけ、自身の信念に則って行動した彼もまた、神でも悪魔でもなんでもない、何かに抗いながら生きていた「人間」である、ということが感じられる素晴らしいシーンだと思う。狡噛と槙島、2人の物語の決着。そこに朱が入る隙間がなかったのは、それぞれにとって幸せだったのか、不幸だったのかは分からない。ただ、朱が狡噛と槙島、そしてシビュラシステムの間で奮闘し至った「人が法を守る」という結論。これまでより良くあろうとした全ての人々の想いの結晶が法であり、それは大事に守っていかなければならない大切なものである、という朱の結論は、現実の社会に生きる我々にとっても、きっと通ずる部分があるのではないだろうか。CATEGORY :TAGS :ミステリ、SF、ホラーが好物の乱読派です。
歴史には敬意を払いなさい、シビュラシステム。©Copyright2020 深見真『psycho-pass サイコパス (下)』のあらすじ・感想。法で裁けぬ悪が現れたとき、そしてその悪に大切な人を奪われたとき、人はどのような選択をするのか。復讐か、それとも…。法と正義を問う物語 … 法が人を守るんじゃない、人が法を守るんですアニメ第22話「完璧な世界」より引用アニメ1期は狡噛を主人公にしながら、新人監視官として常守がどのように成長していくのかも同時に描かれていました。その中で彼女にとっておそらく一生忘れることのできない出来事が起こります。13話「聖者の晩餐」で、常守の親友、ゆきが槙島に捕らわれますがドミネーターで執行することができず、ゆきはそのまま彼女の目の前で殺されてしまいました。そしてその事件は彼女に「シビュラシステムとは何か」を考えさせるきっかけともなりました。目の前で明らかに犯罪が行われようとしているのにシビュラシステムは悪と判断せず、だから裁けない。槙島は猟銃を放って常守にそれで自分を撃てと言いますが常守はできませんでした。そんなシステムが本当に正しいと言えるのか。そんなシステムに全てを任せていいのか。彼女がこれらの問題に最終的に答えたのが上記のセリフに集約されていると思います。彼女はあくまで罪人を「逮捕」し、「法によって裁く」ことを選ぶのです。美しすぎる犯罪者『サイコパス』槙島聖護はなぜ人気なのか?徹底考察 アニメ「psycho-pass サイコパス)第1期の全話ネタバレと、動画を無料視聴する方法をまとめました。psycho-pass サイコパス第1期は全22話(新編集版は全11話)となっています。そしてu-nextというサービスを使えば、ps 常守朱は『サイコパス』1のヒロイン、そして2期、劇場版では主役を務めたキャラで、公安局の監視官。誕生日は2092年4月1日、公安局に入ったのが2112年ですから1期当時20歳でした。学生時代あらゆる職業の適正値がトップクラスだったのにかかわらず「公安局」を選んだのは「自分にしかできないこと」をどこまでやれるのかと思ったから。一見かよわげながら、芯は強く、彼女なりの「信念」をもって一生懸命事件に対処するさまはあの狡噛も一目置くほどでした。1期では新人ながら狡噛始めクセのつよい執行官たちの扱いに戸惑いつつも、彼らにも認められる存在に成長していきます。
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