トヨタの世界戦略車の一つ、クロスオーバーSUVのRAV4が2019年4月に日本復活しました。新型RAV4のデザインや、スペック、価格、発売後の試乗記や評価、口コミなどについて掲載しています。(※2020年7月更新しました) これらの他にも、2020年は数多くのSUVが登場する予定です。S SUV戦国時代を切り拓く、2020年のSUVモデルチェンジ・新型車を紹介していきます。 2020年6月 ハリアー フルモデルチェンジ 元祖ラグジュアリーSUVハリアーは2020年6月にフルモデルチェンジ メルセデスベンツ『GLA』新型は2019年12月11日初公開予定メルセデス AMG GLA45(SUV) 開発車両 スクープ写真メルセデスベンツの最小コンパクトクロスオーバーSUV、それが『GLA』です。 スズキはコンパクトカーを得意としているので、コンパクトSUVが数多くラインアップしています。しかしどのモデルにどのような特徴があるのか分かりにくいかもしれません。この記事では、スズキのSUVをまとめてご紹介します。 2020年オススメ国産suvランキング10選!ということで2020年にsuvを買うならコレというランキングになります。ランキングの基準としては、・suvとしてのカッコよさ(見た目)・コストパフォーマンス(価格に見合った車なのか)・車種の新し 2020年はどんなSUVの新型車・フルモデルチェンジ車に出会える?本記事では2020年発売予定の外車・輸入車SUVに焦点を当てました。2020年に発売が予測・期待される外車・輸入車の新車・新型SUVの最新情報をまとめています!2020年はどんなSUVの新型車・フルモデルチェンジ車に出会える?本記事では外車・輸入車SUVに焦点を当てました。2020年に発売が予測・期待される外車・輸入車の新車・新型SUVの最新情報をまとめています! アルファロメオ ステルヴィオ 改良新型アルファロメオのSUV、ステルヴィオの改良新型モデルが登場予定です。ワールドプレミアは2020年が予想されています。ステルヴィオは2016年秋に発表されたアルファロメオブランド初のSUVです。 ということから、suvは 万人に受け入れられるわけではないが、一定のニーズは常にある ということがわかります。
カーポートって必要?そもそも何のためにあるの?そう思っている方向けに、カーポートを設ける事のメリットとカーポートの種類を詳しく解説していきます。この記事を読めば、きっとあなたも家にカーポートが欲しくなりますよ。
輸入車といえば超高級、高嶺の花だったのは昔の話。もちろん今でも上を見ればキリがありませんが、反対に国産コンパクトカー+αの価格帯で十分に手が届く車種も増えています。また、輸入車にありがちと言われていた運転のしづらさ、装備の使いにくさもどんどん改良され、日本国内における商品力も大幅に向上しています。国やブランドごとに、その性格が大きく異なる輸入車。どんな車種があるか是非チェックしてみてください。>>2019年の輸入車は、各輸入車メーカーの人気モデルたちが続々とモデルチェンジ(マイナーチェンジ・フルモデルチェンジ)を果たしました。2019年にモデルチェンジを経た輸入車は、BMW 3シリーズセダン、メルセデス・ベンツ Aクラスセダン、ポルシェ 911など。各ブランドで売れ筋のモデルたちが続々とモデルチェンジされ、内装や外装、走行性能、乗り心地などが大幅に進化しました。その中でも特に目立つのがインフォテインメント機能(カーナビなどの車載システム)にAI音声認識システムが追加されたことです。2018年10月に発売されたメルセデス・ベンツ 新型Aクラス、「ハイ! メルセデス」でお馴染みのAI音声認識システム「MBUX(Mercedes-Benz User Experience)」を筆頭に、2019年3月に発売されたBMW 新型3シリーズセダンにもAI音声認識システム「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」が搭載されました。これらの機能は、車内で「ハイ! メルセデス」や「OK,BMW」と発音することでAIがドライバーに「どうしましたか?」と、iPhoneのSiriのように要望を聞いてくれる優れものなのです。どのくらい優れものかというと、例えば車内の温度を下げてほしい時に「27度にして」と言わなくても「暑いから温度を下げて」と言うだけで、温度調節をしてくれます。もちろんそれ以外にも、例えば「東京タワーに行きたい」と言えば、目的地までの行き方をナビに反映してくれたりもします。ちなみにBMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントの場合は、「OK,BMW」以外にも自分の好きな呼び名を設定することができるのです。先進の運転支援装備やコネクティビティも、各メーカー間での競争が激化しています。ボルボではCITY SAFETY、BMWはドライビング・アシストなどと各社で名称は異なりますが、常に車輌周囲の状況をセンサーで監視し、いざというときに乗員に危険を周知したり、自動ブレーキで被害軽減を促したりする装備が多くあります。各メーカーにより機能詳細が違うので、是非ホームページを確認してみましょう。コネクティビティに関しては、最近では車載ナビにAppleのCarPlayやGoogleのAndroid Autoを採用する例が増加しています。これによりナビとスマートフォンを、専用のユーザーインターフェースでスムーズに接続でき、オーディオの操作やナビの設定も使いやすくなっています。ここ数年で国産・輸入問わず大きく増えているのがクリーンディーゼルです。かつてディーゼル車といえば、ススや黒煙を排出するネガティブなイメージが強い時代もありました。しかし昨今主流になっているクリーンディーゼルは排ガスの浄化能力を大幅に進化させ、さらに振動や騒音もかなり高いレベルで抑えられています。むしろ走行時のCO2排出量の少なさ、パワフルな加速感、燃料代(軽油)の安さで、積極的に選びたいラインナップとなりました。2015年9月にフォルクスワーゲンが、違法な燃費ソフトを使用して燃費を改ざんしていたとして、一気に同社製ディーゼルエンジンの信頼が揺らぎました。これが通称“ディーゼルゲート事件”と呼ばれ、当時日本への輸入が検討されていたフォルクスワーゲン パサート等は、その輸入を見合わせるという事態になりました。その後2年以上の期間を経て、メーカーの信頼回復の努力も実を結び、ようやくフォルクスワーゲン パサート、パサートヴァリアント、ゴルフ、ゴルフ トゥーラン、シャラン、ティグアンのディーゼル車も日本に導入され始めました。もともとディーゼルエンジン技術の歴史自体は長い同社の製品だけに、その出来栄えが期待されています。コンパクトSUVは各外車・輸入車メーカーとも多くのラインナップがあり、街乗りにも向いているため、日本市場のみならず世界中で支持を集めています。普通のコンパクトカーでは個性に欠ける、より個性的でおしゃれなデザインが欲しいという層に人気があるようです。そんな大注目のコンパクトSUV、2019年の主要な車種をご紹介します。XC40は、現行型XC90以降の新世代デザインが世界中で人気を得ているボルボが、話題のコンパクトSUV市場に投入したニューモデルです。都会的でクリーンな内外装のデザインに、16種類以上に及ぶ世界最先端の安全・運転支援技術であるインテリセーフを組み合わせた、ボルボブランドの良いとこ取りのような一台として話題になり、2019年現在でも強い人気を誇っています。中でも注目すべきは、夜間でも歩行者を検知して衝突軽減ブレーキを作動させたり、同様にバック時に後方・側方から接近する車輌を検知して自動ブレーキを作動させる機能。さらに先行車がいてクルーズコントロールが作動中、10km/h以下になると操舵も自動で行い先行車に追従する機能など、一歩進んだ運転支援機能が搭載されています。ミニのラインナップの中でも特に人気のある車種であるミニ クロスオーバー。駆動方式はFFとALL4(4輪駆動)をラインナップしています。パワートレインにはガソリンエンジン、クリーンディーゼルエンジンの他にPHV(プラグインハイブリッド)が追加されており、使い道や好みに応じて選ぶことができます。ミニ クロスオーバーは、欧州での衝突テスト「EURO NCAP」で最高ランクの5スターを獲得しており、乗員保護などで非常に高いレベルを認められています。基本的な安全装備のブレーキアシスト、クルーズコントロール、アダプティブクルーズコントロールを標準装備しており、安全性はもとより、長距離ドライブの快適性も高水準です。ミニシリーズの中では大柄な部類のボディサイズですが、ミニブランドらしい軽快なハンドリングや特徴的な内外装デザインは踏襲されており「ミニに乗りたいけど、家族がいるので車内が広くないと困る」という方にはピッタリの一台といえます。2019年7月から国内でも販売を開始したプジョー・シトロエン・ジャポン(以下、シトロエン)のコンパクトSUV、C3エアクロス SUV。C3エアクロス SUVは、シトロエンブランド初のコンパクトSUVモデルで、可愛らしさと個性を兼ね備えた外装・内装のデザインが特徴です。シトロエン C3エアクロス SUVの外装は、従来のゴツくてワイルドなイメージの強いSUVらしからぬ、いかにもイマドキでおしゃれな雰囲気が表現されています。印象的なオレンジ色と白色でデザインされたポップなボディカラーが特徴的なモデルとなっています。またボディカラーは、6色のボディカラー、2色のルーフカラー、3色のカラーパックの所定の組み合わせから選ぶことができます。また内装は、まるでリビングを感じさせるかのようなリラックスしやすい空間作りがされています。ちなみにリアシート(後席)は、最大15cmの前後スライドとリクライニングが出来るようになっています。C3エアクロス SUVに搭載されているエンジンは、PureTech 1.2L 3気筒ターボエンジンで、ドライバーの意思に添ったコントロール性能が魅力。またスタート&ストップシステムも装備し、トランスミッションは、定評のアイシン・エイ・ダブリュ製の電子制御6速オートマチックトランスミッションEAT6を採用しています。2012年に日本国内でジャガー・ランドローバー・ジャパンから発売されたレンジローバー イヴォーク。イヴォークは、レンジローバーの中でも末っ子に位置付けられたモデルです。なお当初は、2008年に同社からLRXというコンセプトモデルが発表され、ほぼそのままのデザインでイヴォークが登場し、納車まで一年待ちの状態が続くなど、話題を呼んだモデルとなりました。そんなイヴォーグですが、デビューから7年経った2018年末に、イヴォーク初となるフルモデルチェンジが行われました。定評のあるレンジローバーシリーズの雰囲気を残したまま、プラットフォーム(クルマの土台となる基本部分)を新設計しました。さらに上位グレードでは、マイルドハイブリッドシステム搭載モデルが新たに用意されました。中でも注目すべきは、ボンネットの下の状況を透視できる世界初搭載となるクリアサイトグラウンドビューをオプション装備していることです。クリアサイトグラウンドビューは、クルマのフロントグリルと左右のドアミラーに装着したカメラに写った画像を合成し、通過中の路面状況を映し出すというもの。まるでボンネットが無いかと思わされるほどクリアな合成動画で、フロント下180度の視野を確保してくれるほか、段差のある路面や、オフロードなど障害のある道路などの走行時にとても役立つ機能です。なおクリアサイトグラウンドビュー機能は、時速30キロ以下で作動します。外車(輸入車)のコンパクトカーは、おしゃれで使い勝手の良い車種が多く、女性や若い方でも購入しやすいのが特徴です。また多くの車種が小排気量のダウンサイジングターボエンジンを採用しているので、維持費はそれほど高くなく、運転もしやすいです。先進の安全装備・運転支援装備が搭載されているのも嬉しい点といえます。フォルクスワーゲンの大人気コンパクトカーであるポロが、2018年にフルモデルチェンジを行いました。もともと日本で高い人気を誇っていたモデルですが、最新モデルでは装備類の見直し、デザインの刷新により更に商品力をアップさせています。2018年にフルモデルチェンジされたポロは、フォルクスワーゲンが開発かつ、同社のモジュールプラットフォームであるMQB(FFとFFベースの4WD車両用の構造規格)を採用。これにより走行性能が大幅に改善されたほか、上級車種と同様の運転支援装備の搭載も可能になりました。さらに歩行者検知付きプリクラッシュブレーキシステム「Front Assist(フロントアシスト)」や、歩行者へのダメージを軽減するためのアクティブボンネットを装備することで、安全性能はユーロNCAPで最高評価の5つ星を獲得しています。「B Happy!」のキャッチコピーでお馴染み!? のメルセデス・ベンツ Bクラス。Bクラスは2019年6月、およそ7年ぶりのフルモデルチェンジを経て、新型Aクラス同様にAI音声認識システム MBUXを搭載し、大幅にアップデートされました。新型Bクラスは、先代モデルの持ち味だった広い室内空間や荷室をさらに進化させ、快適性がレベルアップしたほか、近年のトレンドでもある薄型のヘッドライトや、テールレンズを採用。また内装は新型Aクラスのデザインを踏襲したことにより、インパネ周りのダッシュボードがスッキリしました。これにより、ダッシュボード中央に設置されたワイドクリーンディスプレイの先進的な印象がアップしています。さらに新型Bクラスのエンジンラインナップには、新開発された8速デュアルクラッチミッション8G-DCTを組み合わせたクリーンディーゼルエンジン搭載モデル B200dが用意されました。ちなみに新型Bクラスは大手アパレルブランド「BEMAS」とコラボレーションしており、新型Bクラスのキャッチコピー「B Happy!」とメルセデス・ベンツのエンブレムでもあるスリーポインテッドスターをデザインに加えたTシャツをメルセデス ミー 東京、メルセデス ミー 大阪メルセデス ミー 東京羽田、メルセデス ミー 銀座 ザ リミテッド ストアほか、全国のメルセデス・ベンツ正規代理店及びにビームス六本木 ヒルズにて販売しました。コンパクトな輸入車の定番とも言える地位を築いているミニですが、2018年にマイナーチェンジが施され、魅力がさらにアップしています。ミニは2018年にマイナーチェンジを経たことで、ガソリンエンジン車のトランスミッションが、6速ATから7速DCTに変更されました。また全モデル共通でテールランプに英国の国旗(ユニオンジャック)のデザインが取り入れられています。ヘッドライトには全車LEDデイライト・ランニングライトが採用されたほか、ブランドロゴもよりシンプルなデザインに変更されました。当初の3ドアのみのラインナップに比べ、5ドアも追加されて高いユーティリティを手に入れたミニ。定評ある刺激的な走りやアイコニックなデザインはそのままに、より魅力がアップしています。日本向けに展開する輸入車のラインナップで多いのが、セダンやクーペといったボディタイプの車です。ドイツのみならず欧米各国メーカーから続々と日本市場に導入されており、注目が集まっています。昨今では国産セダンのラインナップが限られている中、輸入セダンの人気は比較的安定しているようです。2019年3月から国内販売されたBMW 新型3シリーズセダン。およそ8年ぶりとなった3シリーズのフルモデルチェンジは、BMWを代表するモデルかつ、日本でも高い人気を誇っているだけに大きな話題を呼びました。かつて3シリーズは、バブル期に首都圏の富裕層の間で2代目のセダンが高い人気を博したことで、「六本木のカローラ」などと呼ばれたこともありました。この時期のおかげで、BMW並びに3シリーズの日本市場での高い人気が生まれたのです。新型3シリーズセダンの最大トピックは、当記事の冒頭でもお伝えした通り、AI音声認識システム「BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタント」が搭載されたことです。BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントの機能は、2018年10月にメルセデス・ベンツから発売された新型Aクラスや、2019年6月に発表された新型Bクラスなどに搭載しているAI音声認識システム「MBUX(Mercedes-Benz User Experience)」と同様に、ドライバーが要望(温度調節や目的地へのナビゲーション)を発言することで、それらをサポートしてくれるものです。また新型3シリーズセダンの外装は、歴代3シリーズに共通するデザインが数多く採用されています。例としては、BMW全車の象徴にもなっているキドニーグリル(フロントのグリル部分)や、ボディ後ろ寄りのキャビン、リアドア後端の特徴的な形状(ホフマイスターキンク)が挙げられます。一方で、ボディサイドまで回り込んだテールランプや、同時にボディの角を落として丸みをもたせるなど、新型3シリーズセダンならではの工夫が施されています。メルセデス・ベンツ Cクラスは、同ブランドの王道モデルとして、長らく安定した人気を誇ってきました。2018年8月にビッグマイナーチェンジを受け、C200アバンギャルドに新開発の電気アシストシステムを採用したことにより、加速のスムーズさと燃費性能がアップしています。またC200dアバンギャルドは、上級モデルであるEクラスと共通のディーゼルエンジンを搭載したことで、運動性能と静粛性が改善しました。さらに運転支援機能であるインテリジェントドライブの性能がアップ。より作動領域を増やすことで、運転者の疲労やストレスを軽減するようになっています。外装も、一見すると大きな違いはないようですが、実は6500ものパーツが変更され、精悍さに磨きがかかりました。また2019年9月には、アメリカ、キャデラックが放つATSは、メルセデス・ベンツ Cクラスや、アルファロメオ ジュリアと同じセグメントに位置するライバル車です。キャデラックは、日本では比較的馴染みのないブランドですが、直線基調でスポーティなデザインと独特の存在感で、2019年現在でも根強い人気を誇っています。特にここ数年のキャデラックは“アート&サイエンス”と呼ばれるデザイン言語を採用しており、このATSにも取り入れられています。もうひとつの特徴が安全装備で、世界初となるセーフティアラートドライバーシートを採用。常にセンサーで車両周辺の状況をモニタリングする点は他社の装備と共通ですが、危険を察知すると、シート各所に内蔵されているバイブレーターが振動してドライバーに危険を知らせるというものです。ケースによって振動する箇所が左右別々、同時などと変わり、直感的に危険を察知することがでるユニークな機能です。もちろんアクティブクルーズコントロールや自動ブレーキなども搭載されています。なおATSは、左ハンドルのみのラインナップになる点にだけ注意が必要です。2017年に、かつての名車の名前を引き継いでデビューしたアルファロメオ ジュリア。発売されてから2019年現在も、アルファロメオのフラッグシップモデルとして高評価を得ています。ジュリアの堂々としたスタイリングには、イタリア車らしい魅力がたくさん詰まっています。通常モデルには2リッター直4ターボエンジンが、クアドリフォリオなどの上級モデルには3リッターV6ターボエンジンが搭載されています。またFR以外に4WDモデルもラインナップされているなど、意外にもグレード構成は多岐に渡ります。さらにまたApple Car PlayとAndroid Autoを標準装備しており、スマートフォンとの連携もスムーズなほか、ステアリングスイッチに音声認識機能スイッチを、センターコンソールにロータリーパッドを装備しているので、運転中に視線を変えることなく直感的な操作が可能です。日本はミニバン大国と言われる通り、自動車市場における3列シート・多人数乗りのミニバン人気が凄まじく、国産ミニバンは必然的に競争が激しくなります。その結果として、国産メーカー各社のミニバンモデルの装備・デザイン・パッケージがどんどん似通ってくるという特徴があります。一方、外車メーカー各社のミニバンは、ミニバンという枠組みは保持しつつも、各社のモデルごとに走行性能や、パッケージングに個性がみられます。また海外の場合は、長距離を走ることが必然的に多いため、長距離走行に見合った足回りのセッティングがされていることも特徴の一つと言えます。BMW 2シリーズグランツアラーは、ブランド初となるミニバンとして2015年にデビューしました。また全長が若干短く5人乗り仕様のBMW 2シリーズアクティブツアラーもラインナップされています。ミニバンとしては比較的コンパクトなサイズで、3列目シートも割とタイトな設計です。また左右のドアもスライド式ではなくヒンジ式と、国産ミニバンとは異なった設計思想が見られます。BMWブランドらしく走り、特にハンドリング性能はこだわって設計されており、FFのネガを感じさせない、それでいてクイックすぎて乗り心地が悪化しない、絶妙なセッティングがなされています。エンジンにはガソリンとクリーンディーゼルがラインナップされています。第2位はフォルクスワーゲン ゴルフトゥーランです。2代目となる現行型ゴルフトゥーランは、同社のモジュールプラットフォームであるMQB(FFとFFベースの4WD車両用の構造規格)を採用しており、名実ともにコンパクトカーのゴルフと設計を共有しています。アウトバーンで当たり前に長距離を移動するお国柄を反映し、特に長距離移動での安定性、快適さに定評があります。また運転支援装備も充実しており、プリクラッシュブレーキ、レーンキープアシスト、アダプティブクルーズコントロール、さらに衝突が回避できない状況を検知すると自動で乗員を保護するプロアクティブ・オキュパント・プロテクションを装備しています。なおフォルクスワーゲンには、ゴルフトゥーランよりも一回り大きいミニバンであるシャランもラインナップされており、最後に紹介するのは、プジョー 5008です。外見をSUV風に仕立てた、3列シート7人乗りのクロスオーバー型ミニバンです。ガソリンエンジンの他に、2リッター直列4気筒クリーンディーゼルエンジンがラインナップされており、力強い加速感と快適な長距離巡航を楽しむことができます。また5008の2列目シートは、3人分の座席がそれぞれ独立しており、フルに3人で座っても窮屈さを感じにくいという利点があります。内外装ともに未来的なデザインも特徴的で、特に内装では、近年のプジョーが積極的に採用している小径ステアリングと、その上方に位置するメーター類が目立ちます。数千万円クラスのスーパーカーまでいかずとも、多くの選択肢がある外車スポーツクーペ・オープンモデル。2019年で特に話題になったのは、BMW Z4のフルモデルチェンジです。新型Z4はただのフルモデルチェンジではなく、トヨタ 新型スープラとの共同開発ということもあり、両車の往年のファン含め、大きな話題となりました。すでにMOTAでも何度か紹介している通り、走行性能・スタイリングともども高く評価されています。2019年1月に発表され、世間を賑わせた、トヨタ 新型スープラと共同開発されたBMW 新型Z4。新型Z4は実質、新型スープラと兄弟車ということもあり、基本プラットフォームを共有しています。元々Z4は、初代、2代目モデルでグランドツーリング(ロングドライブ向け)的な立ち位置のモデルでした。ですが今回フルモデルチェンジを経て新型Z4は、高次元のコーナリング性能を持ち、正真正銘のスポーツモデルとして登場しました。ちなみに先代モデルよりもコーナリング性能が大幅に進化したのは、ホイールベース(前輪の中心から後輪の中心までの距離)が短くなったことで、回転性が向上したことが寄与しています。また新型Z4は外観も大幅に進化しました。目立つ所としてはルーフ部分です。屋根が開閉できるオープンモデルが象徴のZ4の先代モデルは、ハードトップルーフが開閉するリトラクタブル式ルーフを採用していたのに対し、新型Z4では、幌タイプのソフトトップとなったことでより車重が軽量化されました。ちなみにこのソフトトップは時速50キロ以下であれば走行中でも開閉操作が可能で、作動時間もわずか10秒と使い勝手も抜群なのです。そのほか外装では、近年のBMWのトレンドを感じさせるキドニーグリルや、切れ長のテールランプを採用するなど、全体的にスポーティかつ高級感を感じさせるデザインとなっています。マツダ ロードスターをベースとして新たに造られた新型フィアット 124スパイダー(日本未導入)。その124スパイダーをベースに、イタリアの自動車メーカー・チューナーであるアバルトによって専用チューンが施されたのが、アバルト 124スパイダーです。搭載するエンジンもフィアット製1.4リッター直列4気筒ターボエンジンで、ロードスターの搭載する1.5リッター自然吸気エンジンとは異なります。当然、マツダ ロードスターとは乗り心地や、運転している感覚も大きく異なるほか、ボディ内外に配された刺激的なカラーリングや、ブランドのシンボルであるサソリのエンブレムなど、車好きにはたまらない演出がなされています。なおトランスミッションは、6速AT/6速MTが用意されています。未来的なデザインをまとって登場した、コンパクトなクーペモデルです。3代目となる現行モデルでは、スタイリッシュなシルエットはそのままに、ライトにLEDを採用することで精悍な印象をアップさせています。アルミを多用した軽量高剛性のアウディスポーツフレームと、高効率な2リッターTFSIエンジンの組み合わせでスポーティな走りを披露します。またTTは2019年で、日本導入20周年を迎えました。さらに注目するべきは、Audiバーチャルコックピットの採用です。これはメーターパネル一面が高解像度の液晶ディスプレイになっており、走行状態を示すメーターやナビゲーション、またはその両方を好みや状況に応じて表示するものです。アウディ以外でも徐々に採用メーカーが増えてきましたが、その先進性あふれる操作性とデザインは、日本導入から20年経った今でも色褪せない魅力を放っています。ポルシェというと代表的な911シリーズのイメージが先行しがちですが、この718ケイマンも非常に魅力的なモデルです。もともとオープンモデルのボクスターが先に登場しており、その後、クローズドルーフを持つケイマンが登場。2016年に両モデルがフルモデルチェンジするのに合わせ、それぞれ718ボクスター、718ケイマンに名称を変更したという経緯があります。なお718ボクスターは、718ケイマンと設計を共有するオープンモデルです。ちなみにこの718という数字は、1950年代後半に同じ4気筒エンジンを搭載し、数々のモータースポーツで活躍したポルシェ 718シリーズが元になっています。コンパクトなボディに乗車定員は2名。ミッドシップに2リッター(ケイマンSは2.5リッター)の水平対向4気筒ターボエンジンを搭載するパッケージングは、ストイックなピュアスポーツモデルそのもの。とはいえ車体前後には十分な容量のトランクスペースも用意されており、日常でも支障なく使用することができます。徹底した軽量化の施されたボディ、ハンドリングからブレーキに至るまで、ポルシェの歴史の中で培われた高い技術が惜しみなく取り入れられています。最後に紹介するのは高級SUVです。今となってはフラッグシップセダンと同様か、それ以上にプレミアムブランドの“看板”としての役割を担う高級SUV。主戦場も欧州本国のみならず、北米、中国、中東、ロシアと様々です。各ブランドで異なる魅力を放つ高級SUVの魅力をチェックしましょう。ご存知、本格的クロスカントリー車の王様ともいえるメルセデス・ベンツ Gクラス。2018年6月に実に39年ぶりのフルモデルチェンジを敢行し、アイコニックな外観デザインを守りつつ、その性能を大幅にアップしました。2018年6月のフルモデルチェンジで変更された点は、主なところでは新設計ラダーフレームによるオンロードでの乗り心地の改善や、ボディサイズ拡大による居住性アップ、そして170kgもの軽量化と剛性アップによるパフォーマンスの向上がなされました。また内装も大幅に近代化されたほか、全モデルにレーダーセーフティパッケージをはじめとする安全運転支援システムが標準装備されるなど、全方面で大きく進化しています。新型Gクラスは2018年8月から国内でのデリバリーが開始され、2019年現在でも根強い人気を誇っています。2019年9月、アウディブランド初となるクーペSUVモデル Q8が国内で販売されました。Q8は、アウディの新たなフラッグシップSUVとして位置づけられています。というのもアウディのSUVシリーズは全て車種名の頭に「Q」が付いており、Q2、Q3、Q5、と続いていることから、Q8という数字は同社ブランドラインナップの中でも、頂点を意味しているといっても過言ではありません。Q8の外装は、これまでアウディの中でも最上級SUVだったQ7をベースに流麗なクーペボディにデザインしたもので、往年のモデルであるアウディ スポーツクワトロの特徴であったブリスターフェンダーを参考にするなど、伝統的なアイコンを取り入れることでアウディらしさを表現。また内装は、同社のA8や、A7シリーズでも採用されている、2つのタッチディスプレイを使った「MMIタッチレスポンス」を設置したことで、未来感溢れる室内空間に仕上げられています。2018年6月に登場した、アルファロメオの長い歴史の中で初となるSUVです。なおステルヴィオは、SUVとはいえ、走りにこだわりのあるアルファロメオブランドらしく、かの世界最難関コースとして知られるニュルブルクリンク北コースに置いて、量産SUV最速となる7分51秒7というタイムを記録しました。時速0-100キロタイムは5.7秒で、こちらも量産SUV最速と言われています。当然のごとくその走りはスポーツカーそのもので、その証拠に発表当初は「極限までロール値を引き下げ、ドライバーに対してのロール軸に注力した」という、SUVとは思えない説明がなされたという話も……。パワートレインなど多くのパーツをジュリアと共有しており、エンジンにはアルミ製ブロックを持つ2リッター直列4気筒ターボユニットを、トランスミッションにはZF製の8速オートマチックトランスミッションを採用しています。駆動方式は可変トルク配分式の4WDを採用しており、走行状況に応じて前車軸に最大60%、後車軸に100%を上限に、迅速かつ的確なトルク配分を行います。ちなみにこのステルヴィオという名前は、イタリア北部のアルプスにある峠の名前。この峠は、激しい傾斜のある坂を、つづら折りの道路が延々と続く光景で有名です。MOTA編集部。現在総勢9名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。
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