西野亮廣 ダウンタウンなう 動画

西野亮廣さんが普段仕事をされている部屋は、入って右の壁は全面ホワイトボード、左の壁は全面世界地図になっていました。 真ん中にはデーンと仕事机がありました。 どうも。キングコングの西野亮廣です。お笑い芸人をしたり、絵本作家をしたり、国内最大のオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の運営をしたりしております。今日は、以前『ダウンタウンなう』 に出させていただいた時、僕はもう本当にひどくて、先輩方が来られる前に酔っ払っていたのもあるのですが、ダウンタウンさんのことも、坂上忍さんのことも好きなものですから、収録があまりにも楽しくて、お三方がそろそろ切り上げようとしていた時に、「もう帰るんですか」みたいな拗ね方を炸裂してしまいました。たしか僕の回が1本目で、その日は2本取りか3本取りの予定で、みんな次があるのに、「もっと飲みましょうよ」みたいな感じで僕は拗ねちゃったんです。松本さんがすごいことは、皆さんの知るところですが、キングコング西野から見て何がすごいのかという部分を少しお話しさせてください。まず、本題に入る前に、「僕がどの世代の芸人なのか?」ということをざっくり説明しておきますと、僕はダウンタウンさんを見て芸人になった人たちを見て、芸人になった世代です。大阪だと、『心斎橋2丁目劇場』という劇場があり、僕が学生の頃は、その劇場では、千原兄弟さんや、ジャリズムさん、中川家さん、メッセンジャーさん、サバンナさん、あと異なるグループでは吉本印天然素材がいて、そこには雨上がり決死隊さんやナインティナインさん、FUJIWARAさんなどがいらっしゃいました。なので、ダウンタウンさんからすると、世代としては、ふた回りぐらい下でしょうか。話は、デビュー当時に遡るのですが、『キングコング』としてデビューして、実力が無いにも関わらず頑張って駆け上がっていく中で、ある時、すごく違和感を覚えたことがありました。それは、先輩芸人からの強い同調圧力です。そうすると、先輩からは「勝負せえや」的な怒られ方をされました。僕の言い分としては、ちょっと生意気ですが、「いえいえ勝負はしてますよ。ただあなたは剣の使い手で、僕は弓の使い手なので、剣の勝負はしませんよ」というだけの話なのですが、これが全然通用しませんでした。皆さんがご存知のところでは、「ひな壇」もそれに当たるかもしれません。目的は、お客さんを楽しませることなので、別に芸人さんが何をしても、その人が一番得意なことをしたほうがいいよなと思っている口なのです。しかしながら、この僕の「得意なことやった方がよくないですか」という言い分は、当時はなかなか許されることではありませんでした。そして、「このルールを作ってるの誰だ」と思った時に出てきたのが、松本さんです。これはくれぐれも言っておくと、松本さん自体は、そんなことは全然OKなんです。なんなら、芸人や世間から煙たがられていた頃の僕を番組に呼んで下さっていたし、浜田さんも、作家の高須さんもそうでした。高須さんに関しては、僕と一緒に仕事をする時は、「なんであいつと仕事すんの」と、同業者から結構突かれていたらしいです。今考えると、泣けてきますよね。でも、そのような時期がありました。なので、ご本人たちは「あれやめろ、これやめろ」という言い方はしなかったのですが、やっぱり影響力が強いものですから、なんとなく「ダウンタウンさんがやっていること以外はアウト」のような空気がずっと流れていたんです。これは誰が始めたというわけではないのですが、なんとなくその空気がずっと流れていて、僕みたいに、作るところからお客さんと共有する「バーベキュー型」のノリなどは、絶対にアウトでした。これまでも、そのように大きな影響力を持った芸人さんはいましたが、ダウンタウンさんが他と明らかに違っていたのは、「ハードを作っている」という点です。みんなせっせと「ソフト」を作っているのに、例えるならドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーを作っているのに、松本さんだけファミリーコンピュータを作ってしまったということです。そして、「ハード」という例えが暗に発信しているメッセージは、「ソフトを作るならこの差込口に合うようにお願いします」ということで、みんなその口にならざるを得ないということです。それでご本人は、そういうハードを作りながら、スーパーマリオ的なソフトを作られるわけじゃないですか。もう一人で任天堂みたいなことをずっとされていると。一つ目は、「セット費がかからない」ということです。セット費がかからないので、若手ライブでも引用されるし、お笑いが好きな中学生や高校生、父ちゃんも母ちゃんもプレーできます。本当に、ファミリーコンピューターみたいなことをされています。あともう一つは、セット費の延長になるのですが、プレーに必要なものを極限まで減らしているので「古くならない」ということです。古くならないということは、本当に大きいんです。フリップの大喜利って、古くなっていないじゃないですか。落語や漫才ぐらいの伝統芸能感がありますよね。この古くならないことは、すごく大事で、また別の機会でお話ししますが、『キャリオク』さんの CM を作ったときに、アーカイブとしてYoutubeに残すことを前提としていたので、まず意識したのも古くならないということでした。なので、テロップを出してないし、キングコング2人の衣装にも流行は絶対入れていません。とにかく、5年後、10年後に見ても古くならないようにしようということを意識してやっていたのですが、松本さんはこれをお笑いのハード面でやっている。これは本当にすごいです。フリップ大喜利は本当にすごい発明です。ガチャガチャなども、すぐに出てくるのではなく、ガリッガリッガリッと、3回くらい回して出てきてくれた方が、なんか嬉しいじゃないすか。それに近いものがこの大喜利にもあって、フリップをひっくり返す時に「どうだっ」という快感がある。つまり、なぜかやりたくなるんです。これは、子供の時からずっとそうなんです。松本さんがやっていることって、全部やりたくなるんですよね。そのフリップをひっくり返すときの気持ちよさは言語化できないようなものですが、「これ気持ちええやろ」を発明する天才ですよね。セックスとかめちゃくちゃ上手いんじゃないかな。今度お会いしたときに聞いてみますが、多分セックスむちゃくちゃ上手いと思いますね。「松本さんはここがすごい」というのは、今しゃべりながらもどんどんどんどん出てきていて、全然10分に収まりきらないですね。楽しいので、どこかで第二弾をやりたいと思います。今日は時間が来てしまいましたので、ここで終わりたいにします。というわけで、それでは、素敵な1日をお過ごしください。西野亮廣でした。※オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』では、毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。voicy『西野亮廣エンタメ研究所』(https://voicy.jp/channel/941)の内容が元になった記事を読むことができます 西野亮廣の1億のすごいオシャレな自宅マンションの全貌公開④仕事する部屋. 西野亮廣エンタメ研究所は、西野が考えるエンタメの未来や、現在とりかかっているプロジェクトを、ただただ野次馬的に見届けたり、場合によってはクリエイターとして強引に参加させられたりする会員制のコミュニケーションサロンです。

.

香港 Yahoo 新聞, インスタ 長押し ポップアップ, カラオケ 曲番号 8桁, 基調講演 2 つ, 米津玄師 福井 セトリ, アリババ タオバオ 関係, パラレルワールド ラブストーリー 名言,