電話が来た オールマイト 着信音

All Rights Reserved.このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です 2019/3/11 僕のヒーローアカデミアのオールマイトの電話が来たー!! The novel "デク、攫われる。" includes tags such as "ヒロアカ", "デク愛され" and more. 閑静な住宅街。 横並びの少し年季を感じさせるマンション群、その1棟に、緑谷家の1室があった。 「今から出久くんの家にお邪魔したいと思います。 ドアはオールマイト仕様じゃないんだね!」 「あはは、流石にそこまでは……」  困ったように頬を掻く出久くん。今日ボクは、出久くんのお宅訪問に来たのだ。 「それじゃあ……お邪魔します」 「あら!」  開けて貰ったドアをくぐり抜けると、恰幅のいい小柄な女性が手で口許を押さえてこちらを凝視していた。 出久くんのお母さんだろう。頭を下げる。 「本日はお招き頂きありがとうございます、遠藤初来と申します」 「あら、ご丁寧にどうも。出久の母の引子です。というか、い、出久! 聞いてないわよ、彼女を連れてくるなんて」 「かっ、彼女?!」  顔を真っ赤にしてぶんぶんと首を振る出久くん。駄目だ、使い物にならん感じだ。 仕方がないのでボクが否定しておこう。 「あはは、ボクなんかじゃ出久さんには釣り合わないですよ。あ、これよかったら食べて下さい。お饅頭好きだって聞いたので」 「あら、わざわざありがとうございます。お土産なんて気を回さなくていいのよ?」  そう言ってから、出久くんのお母さんは首を傾げる。 「ええっと、じゃあ遠藤さんはうちの息子と、どういった関係なの?」  その答えは簡単だ。胸を張って答える。 「ボク達はオールマイト大好きフレンズです。お母さんはなんのフレンズですか?」      試験から1週間。雄英から合格通知が届いた。 が、ボクは興味が無かったので開封せずに出久くんの今後のプランを練る。 と言っても個性を完全に制御できるようになるのが一番先かつ大前提なのだが。 (個性が発現したのがつい最近、ねぇ)  出久くんの話では、彼は無個性だったが、数ヶ月前に突如個性が発現した、らしい。 個人的に、それはありえないと思う。個性の発現は例外なく3歳まで。 だから、おそらく個性の発動条件を満たしていなかったんだと思う。 漫画でも無個性だと言われていた出久くんだけど、きっと次の話で実はこんな発動条件があったのか! みたいな展開になっていたのだろう。 条件を満たせば強い力を発揮する、王道だ。 『わーたーしーにー……電話が来た!』 「おっ?」  着信音にスマホを取ると、出久くんからの電話だった。 「もしもし、出久くんこんにちは、どうしたの?」 「わっ……あ、こんにちは遠藤さん。……いや、そうじゃなくて!」  少し慌てたような出久くんの声。 今は朝の10時ちょい過ぎ。特に用事も無かった筈だけど、進路でも決まったのかな? 「お、オールマイトが!ゆゆゆ雄英で私が来たって!」 「おちつけ」  絶賛混乱中の出久くんを落ち着かせる。数回の深呼吸の音が聞こえてきた。 「遠藤さん、合格通知は?」 「あー、来てたけど見てないや」 「見て! 今すぐに!」 「あっはい」 「見たらかけ直してきて!」 「はい」  そんな言葉の直後に通話の終わる音。 最早悲鳴レベルの出久くんの言葉に反射的に従い、机の上に置いてある合格通知を開ける。 なんか……円盤? いやこれホログラム投射装置だ。 思った通り、スイッチを押すと投射光が上に放たれて。 『私が投影された!』 「お、オールマイト?! サイン下さい!」  反射的にホログラムにサインをねだるボクを置いてけぼりにして、オールマイトは続ける。 『さて、君はなんで私が投影されたのか不思議に思っただろう』 「あっ……なんで?!」 『何故って? 私が春から雄英高校の教師になるからさ!』 「えっ……」  事務所は……? ヒーロー活動は……? 教師と二足のわらじなんて可能なの? あ、でも雄英の教師って全員ヒーローなんだっけか。ならいいや。 オールマイト引退疑惑に一瞬で最低値に落ち込んだテンションをハイテンションまで戻して、続く言葉を聞く。 『という訳で遠藤初来君、今から君の試験結果を発表する!』  体が硬直する。 行きたい。雄英に行って、オールマイトの教師姿を見たい。手取り足取り教えられたい。 けれど、出久くんの側に居るって決めたんだ。だから……。 『まずは筆記試験! まぁあれだね、君は勉強が苦手だね! ギリギリもギリギリ、レッドライン! ……けど、ギリギリでもしっかり合格ラインには乗ってたよ。ヒーローになるには勉強も大切なんだぜ!』 「し、精進します……」  憧れの人からのお叱りの言葉は割と真面目に心に刺さる。 でもまあ筆記は合格できたんだ。 『続いて実技試験! 敵ポイント60ポイント! これ、君ここまで取れたらいいだろうって事前に決めてたね? 明らかにペース調整してたし』  反動を気にしていたのもあるけれど、周囲の人のポイント具合からこの程度でいいかなとは、確かに思ってたな。 今考えたら、ボクの試験会場の人が全員ポイント合格ライン以下って可能性もあった。取れるだけ取っておくべき、ではあったなぁ。 『敵ポイント60というのは実技試験でトップクラスの成績だ。当然合格だね! そしてここからが本題!』 「本題……?」  実技試験の成績が本題じゃないのか? 『この試験、見ていたのは敵ポイントだけにあらず! こちらをどうぞ』  オールマイトの言葉と共に、オールマイトの後ろにホログラムが浮かび上がる。映写装置? ボクの思考を肯定するように、映像が浮かび上がった。 『間違ってると、思ったから』  ドアップのボクの顔。そしてどこかで聞いた声、というか言った覚えのある言葉。 『誰かの為に動いた人が報われないのは、間違ってると思ったから! ーー来るよ!』  そう、実技試験の最後にボクが出久くんに言った言葉だ。 なにこれ恥ずかしい。 えっ、これ本題? 『そう、実技試験での君の言葉さ。そしてそれは君自身にも言えることだ』  ボク自身にも? 出久くんの為に動いたボクも報われるべきだって? いや、それは違う。 本当に報われるべきなのは出久くんだ。 あの場でただ1人ヒーローだった出久くんが、報われるべきなんだ。 『すみません、あのぉ……』 「あ、浮かす女の子……」  思考に没頭していたボクを引き戻したのは、女の子の声。重力を操る、出久くんに助けられた女の子。 『あのぉ、頭もっさもさの人……。そばカスのあった…わかりますか? っと、地味めの……』 「……出久くんだ」  必死にプレゼント・マイクに身ぶり手振りで出久くんの特徴を伝えた女の子は、一呼吸置いて叫んだ。   『その人に私のポイント分けるってできませんか?!』   「……はっ」  笑ってしまう。 思い付きもしなかった。ただ横にいることを望むだけで、出久くんの為になることをボクはできてない。60ポイント全部出久くんに渡したら、きっと彼は合格できた筈なのにっ! 『せめて1ポイントって言ってて……でも、私何もできんくて』  浮かす女の子の言葉に、力が篭る。 『格好いい女の子が最後に敵を連れてきたから、あの人1ポイント取れてたけどっ』 『救けられたのは私だからっ……だから、せめて、私を救ける為にロスした時間の分だけでも!』   『あの人が報われるべきだって、私も思ったから!』   『確かに彼は。名前言っちゃっていいのかな……駄目? 彼は今映ってた女の子を救けた。けど君だって彼を救けた、そして彼女を動かした!』   『彼の為に動いた君だって、同じように報われるべきだ』   「オールマイト……」  思わず泣きそうになってしまう。 憧れていた人からの言葉は、誰の言葉よりも深く胸に染み渡り。 目尻に浮かぶ涙を指で拭って。 そして、再び映写装置が動く。 『分けられねぇし、そもそも分ける必要ないと思うぜ女子リスナー』  分けられねぇのかよ。 涙が引っ込み、胸に染み渡った筈の言葉がお湯に溶ける粉末緑茶のように消えてしまった。 なんで続きを流したんだよ。おかげで余韻が消し飛んだわ。 『救助活動ポイント! しかも審査制!』  ん? 流れが変わった? 急に出てきた単語に一瞬頭が混乱する。 『遠藤初来、40ポイント!』  はい。はいじゃないが。 『麗日お茶子、45ポイント!』  んっ? ……んんっ?! 『緑谷出久、60ポイント!』 「!!!」  ちょっと待って、60ポイントってボクの敵ポイントと同じで、実技試験でトップクラスの成績だって言ってた、つまり! 『誰かの為を思う心はヒーローの原点! 故に君たち3人共に合格さ! 来いよ遠藤少女、ここが君のヒーローアカデミアだ!』  オールマイトの言葉と同時にホログラム投射装置が停止した。 「うかっ、受かったのはよかったけどボクのことより!」  スマホを操作して出久くんに電話を掛ける。すぐに繋がった。 「いず、出久くんっ! 受かったの?!」 「う、うんっ! 遠藤さんは?!」 「う゛……」  涙が溢れて息が詰まった。 「受かったぁ……ぐすっ」 「よかった……っ」  二人して電話越しにすすり泣きする事数分。ようやく落ち着いて話始める。 「出久くん、本当におめでとう」 「うん、ありがとう。遠藤さんも合格おめでとう」 「うん、一緒だ。一緒にオールマイトのいる雄英に通えるんだ」  未来のヒーローの活躍を傍で見られる。これほど幸いなことなんてないだろう。 とりあえず。 「合格のお祝い! しよう!」      という訳で出久くん家の出久くんの部屋に来たのだ。 最初はファミレスでも行こうかという話だったのだけれど、出久くんの部屋にオールマイトグッズがいっぱいあると聞き急遽予定を変更したのだ。 うちは、グッズ系置けないからなぁ。見せられる部屋じゃないってだいぶ拒否られたけど、押し切った。 「ふぁぁ、オールマイトがいっぱい……」  壁にはタペストリーとポスター。それぞれ違うコスチュームを着たオールマイト人形にオールマイト枕。ここが天国ですか? 感動しきりのボクを見て出久くんは首を傾げた。 「遠藤さんはオールマイトグッズ買ってないの?」 「親がヒーロー嫌いだからねぇ……」 「えっ……」  ぎょっとする出久くん。今のは完全にボクの言い方が悪かった。 色々あるんだよと言って誤魔化す。 「だからまあ、そういった買い物ができなかった訳で……」  言いながら、鞄の中から紙を1枚取り出す。 「こんな感じで自作してました。これ、もし気に入ったなら入学祝いに貰って下さい」  文書にヒーローやめてこの道で食っていけと言われた位だから、下手ではないと思う。 出久くんに渡すのはオールマイトと出久くんのツーショットの1枚絵。 半身でこちらに構える出久くんと背中合わせに腰を落とした戦闘態勢のオールマイト。鼻を擦り不敵に笑う出久くんと、こちらを横目に見て頼もしげに笑うオールマイトの表情がポイントの絵である。 「なにこれ……えっ、ちょっ、ふおぉぉぉ?!」  叫ぶ出久くん。手が震え、顔は赤くなり口角がひくひくと上がっては下がってを繰り返す。 「ラミネート加工しようか?」 「はっ! はいっ是非お願いします!! 家宝にします!!!」  喜んで貰えて幸いです。    それから、色々なことを話した。 ヒーロー名、ヒーローコスチューム、必殺技。出久くんの案が全部オールマイトリスペクトなのには笑ったけれど、真剣にこれからのことを話し合って、気付けば日も暮れる時間に。 出久くんのお母さんにお礼を言って、出久くんの家を出る。 「あー、楽しかった」  帰路の道すがら、1人ごちる。 憧れの緑谷出久と色々話せた事もあり、非常に充実した時間だった。 「本当に楽しかったそうです、何を話してたらしいですか?」 「そりゃ、雄英の事とかどんなヒーローになりたいかとか……」  ……。 「それに、文書の事とかかな。やっぱり大切な人の事は話しておかないと」 「そうなんですね」  語尾が消えた。やべぇ。 後ろを振り返ると、にっこりと笑って此方を見上げる文書さん。目が笑ってない。 今朝まで雄英に行く気がなかったのもあるけど、試験の出来とか結果とか、文書と話してなかった。 「いやぁ、あはは。照れるな……」  照れを隠すように頭を掻く。 為に上げた手で風を操って自分を吹き飛ばす! 逃げるが勝ち! 「『ふういん』」  風を操っている感覚が消えた。呼気での操作も利かなくなったということは、個性を封じられた?! 踵を返し駆け出そうとした瞬間、手に触れられる感触。 「『あいき』」  踏み出した足が意思に反して加速。上半身が触れた手に引っ張られて地面に優しく転がされる。 「ちょっ」  星が見え始めた空に、文書さんの顔が逆さに見える。 「『こうそく』」  言葉が聞こえた瞬間に体が見えない紐で縛り上げられる。ちょっと待ってこれ亀甲縛りっ?! 「待って! 待って待って! 話を聞いてください文書さん!」 「事後に聞きます」 「ーーーー」  合気は解除されているだろうけど、封印と拘束で計8文字。限りなく本気な文書さんだった。 「文書さん」 「なんですか?」 「ごめんなさい」  見つめあうこと数秒。文書は仕方ないと溜め息をついた。 「仕方がないですね、後ろは許してあげます」  どうやらボクは許されないようだ。 拘束されたままのボクを文書は背負う。 哀しみのままに空を見上げたボクの未来を暗示するかのように、小さな星の光が瞬いて、消えた。      雄英高校入学試験実技試験審査会場。録画された試験の映像を見終えた審査員達が、部屋の明かりの眩しさに目を瞬かせる。 「今回の試験、面白い点数の子が居るね」  80センチを越える程度の身長の白色ネズミーー雄英高校校長の根津の言葉に、審査員が各々の感想を述べる。 「面白いといえば2位と8位、それぞれレスキューポイントが0と敵ポイントが1。こんな両極端な結果が上位10位以内で見られたのは初めてじゃないか?」 「2位の子は余りあるタフネスに任せて、個性による誘導と迎撃を繰り返す。凄まじい戦闘能力だわ」 「対して、8位は最初こそ典型的な不合格者の動きだったのに、要救助者を見るや否や迷い無く大型敵に立ち向かって行った」 「自身の個性で傷付いたりと不審な点も見られるけど、この子を落としたら雄英は何を育てる所なの? って話になっちゃうし」  一通り意見を言い合った審査員達は、口を閉ざし、視線を交わしあう。 そんな中、口を開いたのは根津だった。 「問題は、1位の子だね」 「出ちゃいましたか、100点」 「まさか、本当に100点越える事があるなんて」 「あれでしょ、プレゼント・マイクのコールに応えた子」  ガタンッ、と。 唐突に鳴った音の発生源に審査員達が目を向けると、椅子に座ったまま身体を痙攣させているプレゼント・マイクがいた。 普段の声量からは考えられないか細い声で、頭を掻き毟りながらぶつぶつと呟く様は一目見て異常だと理解できた。 審査員の1人がゆっくりとプレゼント・マイクに近付く。 「ぁぁぁ……俺なんで……あのリスナー……コールに応えてくれたってのに……しかもその後素で「いや違うけど」って……お、俺は本当にラジオのMC?」 「放っておきましょう」  自己否定によって精神が崩壊し掛かっているプレゼント・マイクを、部屋にいる全員が無視する事に決めた。 「僕もまさかこんな事態になるなんて思ってもいなかったよ」  根津の言葉に皆が頷く。 実技試験総合得点100点。 行動の全てを敵ポイント獲得にのみ注いだ総合順位2位が77点ということを考えても、異常である。 「この試験、実のところかなり不公平な部分があったりするんだ」  根津は静かに、呟く。 内容は審査員ーー雄英高校教師達も周知のもの。それでも話すのは、根津の隣にいるオールマイトの為だ。 「例えばだよ? 今回の試験にオールマイト、君が参加したらどうなると思う?」 「……間違いなく、その試験会場は私以外の全員が不合格になりますね」  そう、この試験の合否は、自分の実力以外にも、少なからず運が関わってくるのだ。 それでも。本来ならば、会場の振り分けが合否に大きく関わってくる事はない。 何故ならば受験生はまだ中学生の少年少女。例え個性訓練をしていたとしても、他受験生のポイントを食い潰す程の個性の持ち主は殆ど居らず。 数少ない例外は推薦という形で受験を受ける為、一般受験でそういった事が起こることは、殆どない。 「そう。君程の力を持っていなくても、広範囲索敵かつ遠距離攻撃の個性の持ち主なんて居たら、その時点でその試験会場の難易度が他の試験会場より高くなってしまう。それは『受験生の実力を公平に計る』という試験の根幹を揺るがしてしまう」  故に、と根津は笑う。 「あるのさ、そんな時の為の制度が! 名付けて『特待生制度』!」  簡単な話だ。難易度が高いなら合格基準を下げてあげればいい。 『特待生』が参加した試験会場にのみ限定した合格基準の引き下げ。 最低点合格者とその試験会場の最高点不合格者を比較し、その差が少ないと審査員達に判断された場合、最高点不合格者を繰り上げ合格させるという制度だ。 『特待生』という枠を新たに作ることで一般受験枠を空ける、実質的に合格者を増やす制度。 その対象となるのが。 「実技試験総合得点100点以上の受験生、1位の彼女だよ」      同室。審査員達の議論を聞き流しながら、イレイザーヘッドーー相澤消太は試験の映像を思い返していた。 (1位の受験生、少し判断が遅かった部分もあるが、ほぼ全てが他の受験生達から頭2つは抜けてる)  8位の受験生か大型敵を攻撃した後落ちていったが、その時異変に気付いてから動き出すまでのタイムラグがあった。それさえなければ余裕を持って間に合ったのではないか、と考えてから苦笑する。 (これは仮免受験じゃない、入試だ。辛口評価が過ぎた……期待、しているのかもな)  個性、身体能力、どちらも優れており、推薦枠で受験したとしても余裕を持って合格できるだろう。 それでも相澤が強く意識させられたのは、彼女の言葉。 (報われないのは間違っている、か)  現実は違う。報われるべき人が報われず、やった者勝ちの世の中。 それでも、いつだって現実を変えてしまえるのは純粋な思いを持つ人間だ。 相澤の視線の先で騒いでいる、オールマイトのような特別な人間だけだ。 (……少なくとも、8位の奴よりは期待してるよ)  画面に映る映像が切り替わる。 スタートの合図と共に、1人の受験生が人間砲弾よろしくすっ飛んでいくのを見て、相澤は思わず笑ってしまうのだった。

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