Space Jam 意味

パッチ10.9のアップデートが近づいています。次のパッチの目玉となるのは2つの新ギャラクシーですが、メタの変動としてはダメージシナジーほぼ全てのナーフです。ほとんどがナーフされるので、次のパッチの注目はナーフされなかったものに集まると考えています。その中で、パッチ10.8後半から流行りだしたスペースジャム構成について紹介したいと思います。※この記事パッチ10.8時点のもので、一部10.9PBEの情報をもとにしています。パッチ10.9で各レベルごとの排出率が変更になりました。レベル6でのリロールを推奨するのは変わりないのですが、パッチ10.9正式ローンチ後は状況が多少変わります。以前であればレベル6でティア2とティア3の排出率が同じで、同時に狙えていたのですがティア3の排出率がレベル6で減少します。このスペースジャム構成はNAグランドマスターのこの構成は、次のパッチでナーフの対象とはなっておらずトップメタの一つとなれる可能性を秘めています。名前の由来は”楽しい”からでしょうね!そもそも、この構成は詳細は不明ですが、ラカンに調整が入ります。その他のユニットは変更は入らない予定なので次のパッチで期待ができます。セレスティアルは弱体化予定です。しかし、ダメージに関わらないので大きな影響はないと思います。高いスペルダメージが期待できるアイテムの組み合わせの一つであるIE(インフィニティエッジ)とJG(ジュエルドガントレット)が重要になります。ジュエルドガントレットによってスペルにクリティカルが発生するようになり、そのクリティカルダメージをインフィニティエッジが上げてくれます(クリティカル率も上がります)。この2つのアイテム、もしくはラバドンデスキャップ(スペルダメージ上昇)やアイオニックスパーク(敵の魔法抵抗を下げる)があるときなども目指すことができます。また、ダリウス、次いでジェイスが最も重要となるユニットであるため、この2体が序盤に揃わない場合に目指すのは無謀といえます。全プレイヤーがアイテム・ニーコを2つ所持しているニーコバースだとこの構成は不利になります。理由としては、ティア4・5ユニットを簡単に2スターにできるため、スペースジャム構成が強い時間帯である中盤に相手に負けてしまう可能性が高いためです。この構成の強みはゲーム中盤(レベル6)で最も強い時間帯を作れることです。スペースパイレーツの効果によって大量のゴールドを入手することができ、それに合わせて多くの利子を確保することができます。TFTの3大要素の一つである経済を唯一加速させられるスペースパイレーツです。この構成は、最低限ダリウスの3スターとスペルダメージを上げるアイテムが必須となります。高ランク帯で1位を取るには、タンクとなるシンジャオ・ラカン、2番目のキャリーであるジェイスあたりが3スターにならないと難しいと思います。ダリウスのスペルは、敵をキルした時にリセットされ再発動します。この再発動が連続することでダリウスのダメージは跳ね上がり、勝ちに勝ちにつながります。裏を返せば、敵をキルできる火力がないとこの構成はダメージ不足になり勝つことができません。ダリウスはティア2で性能が低いため、3スターは必須です。チームのダメージは大きくダリウスに依存するので、このユニットのレベルが足らない場合は勝てません。ダリウスは、敵のターゲットとなりにくい2列目に配置するのが基本です。そして、アイオニックスパークを制作できた場合は、アイオニックスパークを装備したユニットの後ろに置きましょう。アイオニックスパークは、3スターを狙うジェイスに装備させるのが定番です。早めに3スターになったカサディンに装備させるのもいいと思います。複数の敵にマナ妨害ができるように、マナリーバーユニットであるダリウスとカサディンは離して配置しましょう。マナ妨害は地味ですが、試合をひっくり返せるポテンシャルもあるので侮れません。最も優先したい素材はグローブです。ラバドンデスキャップも強いアイテムではありますが、アイオニックスパークとジュエルドガントレットの2つを制作したいため、ダリウスの3番目のアイテムは、自身を守れるトラップクロウ・ガーディアンエンジェルが最適で、それに次いでクイックシルバ―がいいかと思います。※インフィニティエッジは単体だとダリウスと相性が悪いので、ジュエルドガントレットから制作するのがベターです。序盤は2スターになったグレイブスを使いましょう。グレイブスは、ダリウスが2スターになったタイミングや、ジェイスを入手したタイミングあたりで売却できるので、ダリウス用のアイテムやアイオニックスパークなどをスタックさせておけます。基本的にティア2のダリウスとティア3のジェイスが同時に狙えるレベル6でのリロールが理想です。レベル6で核となる構成が揃うのも理由の一つです。トレードセクターやパッチ10.9から実装される流星群ギャラクシーなどでよっぽどダリウス・ラカン・シンジャオの引きの良い場合はレベル5でゴールドを使い予めティア2の3スターを完成させておくのもいいと思います。ティア2が全て3スターになった場合はレベル6を飛ばしてレベル7に行きましょう。レベル7はティア3のジェイス・カサディンが最も入手しやすいレベルです。この構成で勝つためには、ダリウスの3スターの他にその他ユニット(アッシュ以外)の3スターも必要になります。そのため、ダリウスが3スターになってもレベル6にとどまり、ラカン・シンジャオの3スターを狙い続ける必要があります。※もちろん同時にジェイスの3スターも狙ってください。ラカン・シンジャオ・ダリウスの3スターが完成してからレベル7に進みます。レベル7では、カサディン・ジェイスの3スターを狙います。しかし、ティア3は8人のプレイヤーで1人しか3スターを作ることができないため、あらかじめ敵プレイヤーの盤面と手札を確認しておきましょう。ジェイスとカサディンは強いユニットであるため、稀にヴァンガードスナイパー構成やその他の構成で3スターが狙われている場合があります。そういう場合は無理に3スターを狙ってもゴールドの浪費になるため、ゴールドを残しつつレベル8を目指します。レベル8に到達できた場合は、ルルやガンクプランクという上位互換のユニットが手に入れやすくなるため、必要に合わせて構成をアップグレードしましょう。ジェイスが2スターで、3スターを狙えない場合はガンクプランク2スターに置き換えていいと思います。ガンクプランクは重なるまでは耐久力が無く弱いのでタイミングには注意です。大きくHPに余裕がある場合は4スペースパイレーツにしてもいいですが、敵に逆転の余地を与えることにもなるので作らないのが基本ですね。この構成の派生は基本的にレベル7から可能になります。主要ユニットほぼ全ての3スターを狙うため、レベル8・9前提のものは考えません。アッシュをルルに置き換えることで2ミスティックを作ることができます。スペルダメージの高い、ソーサラーで強そうな敵がいる場合は積極的に使いましょう。ウーコンを追加することで2ヴァンガードを作ることができます。2ヴァンガードはパッチ10.9PBEで大きなバフ予定なので、次のパッチでの活躍の機会が増えると思います。敵に耐久力の高いユニットがいる場合は、ジンを追加することで攻略が楽になる場合があります。特にアイテム・ドラゴンクロウを装備したタンクユニットは、ダリウスのダンクが通りにくくなります。通常のスペースジャム構成は大きく魔法ダメージに偏ります(物理ダメージが少ないということ)。この偏りによって対策されやすくもあるので、ジンを追加することでその偏りが多少軽減されます。ジンはアイテムがほとんど無くてもある程度の物理ダメージは期待できるので、うまく使いましょう。

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